12/10 PCの調子が悪く、更新ができませんでしたが、当日の記念撮影の写真をようやくアップできました!

2023年度協会主催シンポジウム

本情報の撮影や各種機器への保管、SNSへの転載・投稿等は例外(登壇者本人の許諾を得た場合等)を

除いてお断りいたします。なお、本情報は今後も随時情報を更新します。ご了承ください

 

 

(開催概要)

 ◆日 時:2023年 12月 2日(土) 13:30~15:30(終了予定)+放課後max20分
 ◆配信方法:Zoom   ◆募集人数:100名程度
 ◆参加費:一般 …500円
      学生 …無料

 ◆申込サイトURL:(終了しましたので削除しました)
 ◆プログラム概要:
  趣旨説明… 児美川孝一郎(法政大学キャリアデザイン学部 教授・当協会理事)

   第1部 若者の声を聴く (このあと5分間の休憩)

   第2部 若者たちが語る

 

  対話を振り返って… ・渡邊有紀子 氏(東洋大学非常勤講師 ほか

            ・児美川 孝一郎

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  放課後(シンポジウム本編終了後、最大20分の予定です)

 

(登壇者・参加者一同で撮影した記念撮影です)

(開催趣旨)

 

若者や学生の支援者、これからこの領域を目指したい方にとくにオススメ。
若者の声を ”聴く”シンポジウム第4弾です。

 

生まれた時からネット社会に接続している…いわば「デジタルネイティブ」の

いまの学生や若者たち。

 

スマホがあれば、いつでも・どこでも外部に接続して情報にアクセスしたり、

他者とコミュニケーションをとったりすることができる時代となった一方で、

 

つねに外部や他者からの接続を求められるような

環境下に置かれ続ける時代となった…とも言えるかもしれません。

 

そんな時代に生きるいまの学生や若者たちは、

友だちや仲間との人間関係、

対面やネット上での人間関係をどう考えているのでしょうか。

そうした関係性の網のなかにある”自分”については、どう思っているのでしょう。

 

今年は初めての試みとして、モデレーターと学生とのセッションのほかに、

「学生だけで話し合う」時間をもうけます。

 

若者たちの目に映る「いまの社会」や人間関係は、大人たちが経験してきた

「これまでの社会」や人間関係とはどう違うのか。

この機会に、学生や若者たちの心の声に耳を傾けてみませんか。

 

多くの方のご参加をお待ちしております。

 

 

”放課後”参加者、あつまれ~!

「初めての試み・第2弾」として、今年は

シンポジウム本編のあと、最大20分程度の ”放課後” 時間を取る予定です。

 

シンポジウムの感想について語りあいたい方、

みなさんの語り合いをもうすこし聴いていたい方…など、参加動機はさまざまでOK。

 

登壇者も含めて、”放課後”に参加したい方は、そのままZoomにお残りください。

なお、その様子も録画されます。

 

 

 

登壇者のご紹介

11/17現在、プロフィールと参加者の皆さんへのメッセージを各登壇者にお願いしています。ご本人からいただいたものをそのまま記載します

 

モデレーター / コメンテーター

 

モデレーター:児美川孝一郎(こみかわ・こういちろう)

 

 法政大学キャリアデザイン学部教授。1963年生まれ。東京大学大学院教育学研究科を経て,法政大学に勤務。専攻は教育学(青年期教育、キャリア教育)。日頃は授業やゼミで大学生と格闘していますが,中・高生にも読んでもらえる本として,『自分のミライの見つけ方』(旬報社)も書いています

 (シンポジウム事務局註:児美川教授の著書等はコチラ

 

 

【参加者のみなさまへ】

 ワカモノを理解するために必要なのは,彼/彼女らの声を真摯に聴くこと,そして,リスペクトを忘れないことです。若者たちは,こんな時代と社会の空気をどのように吸い,どう向き合っているのでしょう。今回は,人間関係と自己認識に焦点を当てます。とかく大人は,若者の声にすぐに応答しようとしたり,安易に批評したがったりします。しかし,このシンポジウムでは,そんな作法は御法度です。いったんはオトナという鎧を脱いで,ワカモノから学んでみませんか?

 

コメンテーター:渡邊 有紀子(わたなべ・ゆきこ

 

 成蹊大学・東洋大学国際学部非常勤講師。法政大学大学院キャリアデザイン学研究科修了。キャリアコンサルタント。日本語教師。高校教育に携わった後、企業にてマーケティング業務に従事。その後、起業を経て現職。大学院では児美川孝一郎教授に師事。

 今の楽しみはおいしいあんドーナツ探しです。

 

 

【参加者のみなさまへ】 

 遠くにいる誰かとコミュニケーションを取る手段が手紙と電話だった時代を知る私は、今のネット社会を「よくぞ、ここまで便利になった」と思う反面、面倒だと思うことも。しかし、デジタルネイティブのワカモノたちは多分、違う感覚でネット社会を生きているのではないかと考えます。そういうワカモノたちの考えを、想定外のことが起こる社会を共に生きる同志として聴いてみませんか。私はとても楽しみにしています。

 

 

学生登壇者(学年順・あいうえお順)

登壇する学生のみなさん人からいただいた文章を原則的にそのまま掲載します

  

佐藤 龍之介 (さとう・りゅうのすけ) 大学3年生 

 

 熊本県出身。父親の仕事の関係で、熊本や兵庫、東京を転々とし、小学生低学年の頃から今まで東京都在住。小学1年時から高校までクラブチームや部活においてサッカーに励んできました。現在は、引き続きサッカーをやりながら、アルバイト、ゼミ、教職課程、区立中学校での学生ボランティア、就職活動など様々なことに自分なりに挑戦しています。サッカーや音楽を聴くこと、サウナが現在の趣味です。

 

【参加者のみなさまへ】

 今回貴重な経験の機会を頂き、ありがとうございます。

私たちは、特にSNSの発達によりいつでもどこでも他者と繋がっています。連絡を取ることができるだけでなく、全くの他人についても簡単に情報を得ることができてしまいます。さらに、特定のアプリによっては「今」何をしているのかまで共有し合うことができます。このように人間関係について複雑で多様になっている中で、これまで自分なりに考え行動してきました。

 普段、なかなか他者の人間関係についての意見を聞く機会がないために、今回のシンポジウムを通して、皆様と意見交換をし、今後の学びに繋げられればと思っています。当日は、是非よろしくお願い致します。

 

 

宇佐美 希愛(うさみ・のあ)      大学2年生

 

 神奈川県出身。趣味は、旅行・ドライブや、野球観戦など。中高では、卓球部に6年間所属しており、高校2年生から部長を務めていた。現在はアルバイトや旅行サークル、そして福祉系のボランティアでチームリーダーをするなど様々なコミュニティに所属し、日々仲間との協調性の必要性やチームワークを学び、自分自身の本当に興味があることを探し求めている。小学校時代の経験から、将来は児童福祉司になるために公務員を志望している。

 

 【参加者のみなさまへ】

 SNSが発達し、見知らぬ人や芸能人とつながることができ、大変便利で革命的なものであるなと感じられるメリットが多い今の時代、気軽にネットに接続できるスマホを持ち、常にだれかと連絡をし、空いている時に返信をしている人は多いと思います。ですが、常にだれかとつながっている、返信をするといったいわば「プライベートの時間」がないことによるデメリット、これについてどう考えているのか自分自身も考えることは無かったです。

 今回の貴重なお時間で、「ネットでのつながり」について真剣に考え、意見を交換し、多くのことを吸収し、学べる時間に出来ればなと思っています。よろしくお願いいたします。

 

 

川﨑 遥(かわさき・はるか)     大学2年生

 

 新潟県出身。ピアノ歴12年。人と話すことが大好き。大学のゼミではエビ養殖について調査していて、先月インドネシアへ海外研修に行ってきた。韓国ドラマが好き。海外旅行に興味があり、これからいろんな国に行きたい。

 

 

 

 

【参加者のみなさまへ】

 私は、自分が本当にしたいことが分からず、夢がない現実に不安と焦りをとても感じています。また、アルバイト経験が無く、「働く」を経験したことがない人間です。しかし、毎日ゼミやサークル、友人関係で忙しくも充実した日々を送っています。日々の生活を楽しみながらもふとした時に込み上げてくる将来への怖さに目を背けてしまいます。今回、皆様とお話しする中で同じ気持ちを共感し合ったり、新しい考えや意見を知ることで自分の可能性を広げられたらいいなと思います。よろしくお願いいたします。

 

 

(インフルエンザで当日は欠席しております)

 

山口 小春 (やまぐち・こはる)    大学1年生

 

 静岡県出身。好きなことは音楽を聴くこと。聴くだけではなく好きな曲を自分で演奏できるようになりたいと思い、大学に入ってからギターに挑戦している。これなら負けないということや特技と言えるものがないため、大学生活で様々なことに触れ、見つけたいと思っている。

 

【参加者のみなさまへ】 

 私は友達と遊ぶことはとても好きですが、1人の時間も必要とする性格です。だから誰かとずっと繋がり続けているような現代に不安を感じることもあります。また、人と人の関わり方に正解はないと思いつつも、どこかでこれで良かったのかと気にしてしまうことがあります。

 自分以外の方の人間関係についての考えを知る機会はなかなかないので、皆さんのお話を聞き、人それぞれの考え方があることを学べたらなと思っています。よろしくお願いします。

 

 

司会進行

 

司会進行:野浪 晶子(のなみ・あきこ)

 

 明治学院大学非常勤講師(キャリア教育科目)、当協会理事。協会主催イベントの企画運営や講師などをつとめる。

 メーカーの人事職を経験したのち、複数の大学・短大の非常勤講師(キャリア教育科目・就職支援教育科目)、大学・高校の就活支援職、企業研修・キャリアコンサルタント養成講座講師などを経て現職。法政大学大学院キャリアデザイン学研究科修了。国家資格キャリアコンサルタント(CDA)・2級技能士。

  

 大学のキャリア教育の実態に悩み、2013年に児美川教授の授業の科目等履修生に。翌年大学院へ進学、児美川教授に師事。

 プライベートでは認知症の母を父と介護中。徐々に重くなっていく介護と家事・仕事の両立に悩みながらも「それぞれがよりよく生きていく」ためにどうすればいいのか考えながら走っている。

 

【参加者のみなさまへ】

 いまは位置情報アプリを利用して友だちがどこにいるのかがわかるようで、多くの学生がこういったアプリを利用していると聞いて大変驚いています。

 「わたしだったら…」と口をはさみたいところをぐっと我慢して、友達との交流のしかたや距離感をどう考えているのか、希望や不安があるのか…イマドキの学生や若者たちの心の声に耳を傾けたいと思っています。