大学生キャリア支援

大学生のキャリア形成支援事業

当協会では、法政大学キャリアデザイン学部の児美川孝一郎教授(専門領域はキャリア教育・青年期教育)のキャリア教育の考え方をベースとした大学生のキャリア形成支援(授業や講座・カウンセリング)を行っています。

その課題、当協会にまるっとお任せください。

学年ごとや時期に合わせた授業・単発の講座、カウンセリングなどのサービスがあります。

貴学の課題や目標などを丁寧にお伺いし、オーダーメイドのキャリア形成支援・キャリア教育支援サービスを提供いたします。


当協会のキャリア形成支援における特色と考え方

1.児美川教授のキャリア支援・キャリア教育の考え方(児美川キャリア教育)に基づいた支援と姿勢

(1)授業や講座・カウンセリングの質

就職支援を目的とした授業やカウンセリングの場にありがちな「ノウハウの提供に特化した支援」や、「ワークキャリアだけに傾斜した狭いキャリア支援・キャリア教育」ではなく、ライフキャリアも含めた総合的で質の高いキャリア教育科目(授業)や講座、カウンセリングを提供いたします。

(2)大学教育全体を視野に入れたサービスの提供

「大学(学部・学科)の学びとキャリア教育・キャリア支援が循環していくこと」が学生の社会的職業的自立や成長に欠かせないことから、貴学(学部・学科)の教育課程と有機的に連携したキャリア教育科目(授業や講座)やカウンセリングを提供いたします。

2.人材に自信あり

キャリアデザイン学修士を持った人材が在籍しています。加えて、大学のキャリア教育科目の授業や、就職支援・低年次向けキャリア形成支援の経験が豊富な人材、留学生対応経験の豊富な人材、民間企業での採用担当経験を持っている人材など、特色のある人材が在籍。児美川キャリア教育に基づき、大学教育にふさわしい“学問的なバックボーン”に裏打ちされ、学生のライフキャリア全体を視野に入れた授業・講座やカウンセリングを提供いたします。


→児美川教授の考え方(児美川キャリア教育)については、著書論稿をご参照ください。

3.学年ごとのキャリア支援・キャリア教育のイメージ

事例紹介

低年次向けキャリア教育科目(授業)の例

[学部共通(選択)科目で、児美川キャリア教育のベースである「社会理解」をテーマとした15回授業。毎回150~180名ほどの履修希望があるため、抽選授業]

毎回チームメンバーを変えながら教員が出す問に対して対話を行うことを重視した授業です。

「大人になるとは?」「働くとは?」「学びを考える」など、テーマは多様。

学部学科や学年を超えた学生たちがそれぞれ意見を交わします。

さまざまな学部学科の学生が集まる授業だからこそ、多様な考え方・意見の交換が行われ、自分の価値観や考え方と向き合い、他者の価値観や考え方に触れる機会となっています。

就職支援教育科目(授業)の例

[女子短大1年生を対象とした通年(必修)のキャリアデザイン科目]

業界・職種の違いといった知識や、履歴書の書き方などのスキル・ノウハウを伝える前に、「『働くとは』を考える」「さまざまなデータから、生き方・考え方の多様性を知る」「本学の支援体制(キャリアセンターと協働)」などといった内容を入れています。就職支援編では、オリジナルテキストで上記のような知識やスキル、ノウハウを伝えたうえで、ガクチカの内容を考えるといった「考える」系の講義をしました。キャリアセンターに協働を呼びかけ、学生一人一人に対応しています。

授業への登壇とカウンセリングの実施をした例(オーダーメイド)

[「学部の学びとキャリアが結び付きにくい」「1.2年生の支援をしてほしい」等複数のオーダー]

1・2年生の授業のうち、夏休み前に「学業や学生生活の振り返り」を行い、学生同士の対話を促しながら、何か行動を起こしたり経験を積んだりすることの重要性を伝えました。春休みには、1on1面談・グループ面談を実施しました。